団体受験事例

世界遺産検定 担当者の声|西山 泰弘 氏

観光業界への就職に役立つ資格。
世界遺産検定の対策講座を
授業カリキュラムに取り入れる

東京観光専門学校
旅行学科 学科長
西山 泰弘 氏

業界で世界遺産知識のニーズが高まりつつある。こうした状況の対応にいち早く取り込む東京観光専門学校

―― 東京観光専門学校の旅行学科では、2009年後期より授業カリキュラムに「世界遺産受検対策」を組み込み、第6回検定で45名が3級を受検されました。2010年の前期においても2年生を対象に「受検対策講座 世界遺産検定」が行われ、第7回検定では3級、2級あわせて約60名が受検されました。世界遺産検定をカリキュラムに取り入れられた理由を教えてください。

 最大の理由は学生の就職対策です。ここ数年、大学の観光学科が増加の一途をたどっています。そのため学生たちは大学生と肩を並べて就職活動を行わなければなりません。そんな彼らにできるだけ多くアピールできる要素を育んであげられるようにしたい、差別化できる「武器」を持たせてあげたい。そのひとつが「資格」だと考えたのです。そこで当校は、旅行業務取扱管理者などの基本的資格だけではなく、観光・旅行業界の仕事に役立つ付加価値の高い資格の受検対策をカリキュラムに組み込むことにしました。そうした資格の1つとして「世界遺産検定」を選びました。

―― 数ある資格の中から世界遺産検定を選ばれた理由を教えてください。

1年生対象に行われた「3級対策講座」。スライドなどを活用し、感覚的にも理解できるよう工夫が凝らされ、生徒さんたちにも好評!
1年生対象に行われた「3級対策講座」。スライドなどを活用し、感覚的にも理解できるよう工夫が凝らされ、学生にも好評!

 メディアのおかげで世の中の世界遺産への関心が高まっていることや旅行業界で世界遺産に精通した人材が求められていることなどが挙げられます。また世界遺産検定を会社の研修として受検する旅行系企業が増えてきていることも理由のひとつです。

 学生が魅力を感じ、そして就職活動もサポートできる世界遺産検定は大きな有用性があると考えたのです。

対策講座は好評!世界遺産の学びを切り口に、「付加価値のある人材」に

―― 世界遺産対策講座の内容や学生の反応を教えてください。

旅行学科では現場で使える技術を強化するために本物の旅行会社を設置している。
旅行学科では現場で使える技術を強化するために本物の旅行会社を設置している。

 2009年秋に、自由選択科目として世界遺産受検対策講座を導入しました。まず私の方から世界遺産と観光の関連性について問題定義する授業を行い、その後世界遺産アカデミー講師に世界遺産について詳細に講義をしていただきました。アカデミー講師の授業は工夫に満ちていたこともあり、とても好評でした。学生にとって講座は興味関心が喚起されたことに加え、その業界で有用な人材となるためにはどうすればいいかといったことを考えるきっかけになったようです。そうした反響を受け、2010年春からは複数の検定から1つを受講する「受検対策講座」の中に世界遺産検定を取り入れました。

―― 今後の展開について教えてください。

 私自身世界遺産検定に触れてみて、世界遺産を学ぶことが今後の観光業界において有用な人材になるための「入り口」になると改めて感じました。インターネットで旅行の手配などが簡単にできる現在、業界のプロはお客様に付加価値を提供できるようにならなければなりませんが、世界遺産の知識は付加価値のひとつだと思っています。今後の計画では世界遺産検定の受検対策講座を単独で必修科目にしたいと思っていますし、関連する他の学科などでも世界遺産検定に挑戦できるような仕組みも作っていければと考えています。

「対策講座」受講者の声

世界遺産のさらなる魅力を伝えられる業界のプロを目指します

―― 田村さんは、1年生の時に「世界遺産受検対策講座」を受講し、第6回検定で3級に合格。2年生の現在は「受検対策講座-世界遺産検定-」で学びながら、2級に挑戦されるとのこと。この授業を選択した理由や、感想などを教えてください。

東京観光専門学校 旅行学科2年 田村佳菜さん(世界遺産検定3級認定)
東京観光専門学校 旅行学科2年 田村佳菜さん(世界遺産検定3級認定)

 世界遺産については、TVなどでも紹介されていますし、観光業界を志す者として興味はありました。でも対策講座を受講してみて、知っている世界遺産でもなぜその場所が世界遺産になったのか、どこに価値があるのかについては、まったく知識がないことを痛感しました。授業は、とても楽しかったです!講師の方は、スライドなどを使って講義をしてくれたので、感覚的に理解することもできました。また講義は私たち自身がまず考えてから答えを提供してくださる形式だったので、興味関心もふくらみました。検定の勉強は授業の内容を友だちどうしで復習したり問題を出し合ったりして楽しみながらできました。

―― 今後、資格をどう活かしていきたいとお考えですか?

 改めて周囲を見渡してみると、成熟世代の人を中心に、観光に対して「学び」といった知的な楽しみを求める人が多いのではないかということに気づきました。プロとして付加価値を提供するためには、その人たち以上の知識を蓄えることが求められると思います。これからも学び続け、できれば検定はさらに上の級を目指していきたいです。現在就職活動中ですが、将来は旅行会社で「世界遺産をもっと知りたい」と思っている人向けに、観光と学びを合体した「スタディーツアー」のような企画を立てたいと夢みています。

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