団体受験事例

世界遺産検定 担当者の声|千葉商科大学付属高等学校 地歴科主任 佐藤学氏(右) 教論 梅津直隆氏(左)

生徒に教養と自信がつき
入試にも有利
世界遺産検定には望むすべてがあった

千葉商科大学付属高等学校
地歴科主任 佐藤学氏(右)
教論 梅津直隆氏(左)

―― 授業の一環として世界遺産学習や団体受検を導入した動機や経緯を教えてください。

授業風景
授業風景

 (佐藤)学校で世界史を教えていますし、個人的に旅行が好きだということもあって、以前から「世界遺産検定」は知っていました。ヨーロッパ旅行から帰国して書店に立ち寄った際、たまたま世界遺産検定のヨーロッパ編のテキストを見つけて、自分が訪ねた世界遺産を確認したくて購入したんです。読んでいるだけで楽しかったですね。

(佐藤)そんな折、担当者の方から検定について詳しくお話を伺う機会がありました。3級からマイスターまでレベルに応じて受検できること、級ごとに出題範囲も決まっているので努力が結果に結びつきやすいことなどの理由から、検定合格は生徒の身近な目標になっていいのではないかと感じました。

(佐藤)また複数の大学のAO入試や推薦入試で、検定認定者が優遇措置を受けられることも大きな魅力でした。さらに世界遺産はいろいろな学問とつながっているので、さまざまな知識を身につけることができます。生徒がこれから先、豊かな人生を歩んでいくためのよい素材にもなると思いました。

(佐藤)このようにたくさんメリットがあるので導入したいと教務主任や学校長に相談したところ、同意を得られたので世界遺産の授業と団体受検を実施することになりました。

―― 世界遺産の授業はどのようにして行ったのですか?

(佐藤)授業は今年の4月から学校設定科目の「地歴総合」という時間で、3年生は週5時間・2年生は週4時間で行っています。受講生は2年生が52名、3年生が28名です。

(佐藤)授業をするには教師にとっても生徒にとっても軸となる教材が必要不可欠なのですが、世界遺産アカデミー発行の『初めて学ぶ世界遺産100』は最適な教材でした。大学受験用の教科書と違い、全体的にやさしい言葉でわかりやすく解説されており、重要なポイントは赤字や太字で書かれてあったので生徒たちも理解しやすかったようです。写真やイラストを多用しており、ビジュアル的にも楽しんで読める点もよかったですね。この教材に沿って授業を進めたので、準備もスムーズに進めることが出来ました。

(梅津)基本的にはこの教材を使用して講義を行い、市販の世界遺産のDVDを観せて、最後に世界遺産検定の過去問を解くという3ステップで行いました。また放課後に検定合格のための補習も設けて希望する生徒に教えました。

―― 授業や団体受検の感想を教えてください。

(梅津)京都や奈良の寺院が出てくる回では、大体の生徒が小・中学生の修学旅行で訪れているので盛り上がりました。また、訪れたことのある世界遺産はもちろん、それ以外にも屋久島や沖縄などにも美しく雄大な世界遺産が多いので、生徒たちは興味をもって楽しみながら授業を受けていたようです。

(梅津)生徒たちは世界遺産を通して昔の人の生活・文化から現在の状況を知り、将来、我々に残された人類の遺産をどう守っていくべきかを考えられる人間に成長してほしいというのが授業の大きな狙いでした。今年4月から始めて、世界遺産の保全について考えられるようになった生徒もいるので、かなりの手応えを感じています。

(梅津)また検定合格という目標が励みになり、より積極的に授業に取り組めたこともよかったと思います。7月には3年生21名が初めて団体受検を受けましたが、半数以上の生徒が3級に合格しました。努力した結果が検定合格という目に見える形で得られ、社会的に認められるという経験は、生徒にとって大きな自信となりこれからの人生を歩んでいく上で非常に有益だと思います。

(梅津)さらに我々教師にもメリットがありました。世界遺産を生徒に教えるためには、まず教える側が勉強しなければなりません。授業の予習復習で世界遺産の知識がかなり身につき、理解も深まりました。最初、世界遺産アカデミーの担当者から、世界遺産は世界平和と密接な関係があると説明を受けた際はピンとこなかったのですが、世界遺産の授業を行うための勉強をしたおかげで、それが理解できたことも大きな収穫でした。

―― 今後の展開について教えてください。

(佐藤)世界遺産は文化、歴史、言語、宗教、政治、経済、自然、環境などこの世界のあらゆる問題とリンクしています。世界遺産学習きっかけに生徒は視野を広げられ、多様な価値観を理解でき、その結果将来の可能性もぐんと広がるので、今後も世界遺産の授業と団体受検を継続していく予定です。

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