「(世界遺産には)実はあまり興味がなかったんです(笑)」
―― 世界遺産に興味を持ったきっかけは?
妻が世界遺産好きだったのでいろいろと連れて行かれたのですが、実はあまり興味がなかったんです(笑)。世界遺産よりもワインに興味があって、ワインアドバイザーの資格を先にとりました。上質のワインを飲んでも、ただ飲んでいるだけだと「美味しかった」で終わってしまう。記憶に残らないんです。でも、知識を身につけて飲むともっと深く味わえる。
あるとき、世界遺産も同じだなと思ったんです。知ることで面白みが出てくるんですよ。味わい深くなるし、記憶に残る。旅のバリューが上がる。同じ世界遺産を見に行くにしても、知識があれば何倍もの価値で返ってくると思いますよ。
「タオスの先住民集落(アメリカ)」や「サン・テミリオン(フランス)」など、世界遺産という認識のないまま行った場所がいくつかありますが、世界遺産と知っていたら楽しさも違っていたでしょうね。「サン・テミリオン」はワインを目的に行ったんですが、歴史的背景を知っていたら、その味もまた格別だったかもしれませんね。
世界遺産もワインも一緒だと気付いたときに世界遺産検定が始まったので、これはちょっと面白そうだと思って受けてみることにしました。
世界遺産を勉強すると行きたいところがどんどん増えてきますね。最近はあまり興味のなかったチェコやスロバキア、クロアチアなどの東欧に行ってみたいと思っています。
これも世界の共通言語のひとつ。ワインアドバイザーの肩書きももつ本田さん、キッチンには世界各地のワインが並ぶ。