世界遺産検定 認定者の声

世界遺産検定 竹柴 俊徳さん

認定級2級・3級
竹柴 俊徳さん(40代)

長徳寺 副住職

互いの宗教を知り、尊重することが
対立を防ぎ平和につながると信じています

―― なぜ世界遺産検定に挑戦したのですか?

実は5年前まで仏教系の中高一貫校で、宗教科の教師をしていました。
副住職になるため退職したところ、以前より時間が出来たのでいろいろな検定に挑戦してみようと(笑)。漢検2級、英検2級に合格し、次は何にしようか調べていた時にHPで世界遺産検定を知りました。
私どもの本山京都本願寺が世界遺産に登録されていることもあり、以前から世界遺産には興味を持っていました。
「認定者の声」を拝見したところ旅行業界の方だけでなく、いろいろな方たちが楽しみながら知識を蓄えていることを知り、後押しして頂いたような形で受検を決めました。

―― 世界遺産を学ぶ意義をどのようにお考えですか?

年2回浄土真宗の有志で発行している「唯(ゆい)」では、仏教に関連した世界遺産を紹介している

受検勉強では日本史、世界史、宗教学などを総合的に復習することができました。一方、世界遺産を生むきっかけとなったユネスコの平和の理念は初めて知りました。
『戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない』という憲章前文は、僧侶の立場としても納得のゆく思いでした。
というのは、戦争だけでなく貧富の差や様々な差別は、昔から宗教の違いが原因である事が多いからです。けれども歴史を紐解くと、異なる宗教が共存していた時代があることも分かります。スペインのようにイスラム教とキリスト教が融合して、素晴らしい文化・芸術を生み出した例もあります。
世界遺産は宗教の歴史が密接にかかわっているものがたくさんあります。
互いの宗教を正しく知り、互いの文化を尊重することができれば、争いも解決できて平和な世界が築ける。勉強しながらそう強く感じました。

(2012年8月)

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