団体受験事例

世界遺産検定 担当者の声|近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社 人事部 係長 高橋博昭さん

世界遺産検定は社員をスペシャリストに
するための強力なツール

近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社
人事部 係長
高橋博昭さん

―― 近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社では第9回検定の団体受検で、23名が合格されました。団体受検を導入した動機や経緯を教えてください

近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社は'08年1月に近畿日本ツーリスト 出資の会社として誕生した「対面販売」に特化した店頭販売専門会社。
近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社は'08年1月に近畿日本ツーリスト100% 出資の会社として誕生した「対面販売」に特化した店頭販売専門会社。

 当社では社員のキャリアアップや自己実現をサポートするために独自の教育研修制度を設けています。その一環として当社が業務上重要であると認めた資格を社員が習得した際には、掛かった費用を会社が負担する「資格奨励制度」があります。会社として一括対応してきたのは、この資格奨励制度の中に組み込まれている総合旅行業務取扱管理者などの4つの資格だけでした。

 しかし世界遺産検定は団体受検が受けやすく、受検料が割引になるので経済的。なにより社員のレベルアップに非常に有効だと感じたので、昨年秋の第8回検定から導入しました。また、ちょうど当社の海外企画旅行「ホリデイ」が世界遺産の商品をシリーズ化した時期とも重なったことから、販売に役立つという思いもありましたね。

―― 団体受検を実施してみていかがでしたか?

 受検した営業所の社員はもちろん、所長からも受けてよかったという声を聞いています。まず当社の各営業所では平均6~7名の社員がシフトを組んで勤務しているため、1日当りの出社人数は4~5人で、朝10時から店によっては夜の8時~9時まで営業しています。そんな中で団体受検を行う時間を確保するのがそもそも難しいのですが、世界遺産検定の場合は箇所での都合にあわせて複数の受検日の中から選択できるので、、社員全員が受けても店頭が空になることはありません。また、受検時間も1時間なので受検終了後、すぐに仕事に戻れます。業務に支障を来たさずに受検できるという点が好評でした。

―― 世界遺産検定の魅力はどんなところにあると思いますか?

 まずは主要100件の世界遺産に関する基本的な知識を身につけなければならない3級から、主要300件の2級、すべての世界遺産の1級、そして世界遺産に通底する価値を理解し、自分自身の意見を述べることを要求されるマイスターと、4つのレベルに分かれている点ですね。社員には3級に受かると次は2級、2級に受かると1級というふうに、ステップアップすることで自分の成長を実感でき自信もついて、自らより上のレベルを目指そうと頑張るようになることを期待しています。

 またそもそも私たちの仕事はただ物を販売するのではなく、形のない『旅』という商品をお客さま一人ひとりの想いに合わせてご提案していくコンサルティングセールスです。千差万別のお客さまからのご要望にしっかりと対応しなければならない店頭販売の仕事には「ここで終わり」というものがありません。

 ここ最近、ご来店されるお客さまから世界遺産を目的とした旅のお問い合わせが、かなり増えてきています。その際、私たち対応する社員の側に世界遺産に関する知識がなければよりよいご提案をすることができません。少しでもお客さまの満足度を高めていくために、私たちは旅行のプロ、すなわちスペシャリストにならなくてはいけないのです。世界遺産について広く深く知ることができる世界遺産検定の認定はそのための有効なツールであり、同時に世界遺産ツアーを販売していく上で強力な武器となります。

―― 今後の展開はどのようにお考えですか?

 今まで申し上げたとおり、会社にとっても社員にとっても非常にメリットが多いので、今後も引き続き団体受検を実施していくつもりです。

 今年の7月の第9回の検定には26名が受検したのですが、3月11日の東日本大震災がなければこの倍以上の社員が受検したのではないかと思っています。しかも、資格奨励制度の資格を含め、今年度の受講・受検者が増加しているのはこの世界遺産検定だけなんですよ。今後の受検者数の推移にもよりますが、近い将来には資格奨励制度に加えることも検討しています。

―― 旅行業界を目指す学生へのメッセージをお願いします。

 そもそも採用に関しては資格の有無は条件とはしていません。重視するのはあくまでも応募者の人柄や熱意、そして可能性です。私たちの仕事は接客業ですから、面接官はその人が店頭で働いる姿を思い浮かべたときにどのような接客ができるだろうか、お客さまのためにどのようなご提案を行えるかという視点を大事にしています。したがって世界遺産検定の認定を持っていれば採用面で特に有利になるということはありません。

 ただ、世界遺産検定は少なくとも世界遺産に興味を持ち勉強したという証にはなります。当社が求める人財像のひとつに「旅が好き」という言葉がありますが、世界遺産検定はまさにこれを裏付けてくれるわけですね。

 最近は、当社の新卒採用の応募者の中に世界遺産検定を持っている学生が徐々に増えてきています。資格取得を目的とするのではなく、旅についての知識を深めるためのひとつのツールとして捉えれば、就活にもしっかりと役立つことでしょう。

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