【認定者特典追加】山口県萩市4施設

2025年5月8日

山口県萩市の「明治日本の産業革命遺産」に関連する4施設で、世界遺産検定認定者向けの特典が始まりました。

青木周弼旧宅

青木周弼旧宅

13代萩藩主・毛利敬親の侍医を務めた青木周弼の旧宅で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産「萩城下町」にあります。青木周弼は幕末に日本屈指の蘭方医として活躍し、この旧宅では全国から門下生が集まった往時を偲ぶことができます。受付で「世界遺産検定認定証」を提示するとノートが贈呈されます。

▶青木周弼旧宅公式HP

恵美須ヶ鼻造船所跡

恵美須ヶ鼻造船所跡

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。幕末に萩藩が設けた造船所の遺構で、1856年にはロシアの技術を用いた「丙辰丸」、1860年にはオランダの技術を用いた「庚申丸」という2隻の西洋式木造帆船がここから進水しました。敷地内にあるガイド小屋で「世界遺産検定認定証」を提示するとボールペンが贈呈されます。

▶恵美須ヶ鼻造船所跡公式HP

大板山たたら製鉄遺跡

大板山たたら製鉄遺跡

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。江戸時代中期から幕末にかけて稼働し、伝統的なたたら製鉄によって鉄が取り出されていました。ここで作られた和釘は恵美須ヶ鼻造船所へ運ばれ、造船に利用されました。敷地内にあるたたら館で「世界遺産検定認定証」を提示すると消しゴムが贈呈されます。

▶大板山たたら製鉄遺跡公式HP

萩反射炉

萩反射炉

世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつ。1856年に萩藩が西洋式鉄製大砲の鋳造を目指して建設した反射炉の遺構です。佐賀藩の反射炉を模倣して造られましたが、実用ではなく試験炉だったと考えられ、産業化の試行錯誤の痕跡を示しています。敷地内にあるガイド小屋で「世界遺産検定認定証」を提示するとトートバッグが贈呈されます。

▶萩反射炉公式HP

▶世界遺産検定の認定者特典の一覧