7月6日(日)から世界遺産委員会の参加登録と事前のオリエンテーションが行われます。今回の世界遺産委員会の会場は、パリのユネスコ本部。5日にパリについてから直接行ってみましたが、世界遺産委員会が開催されそうな雰囲気は全くありませんでした。いつも通りという感じ。
ユネスコ本部はエッフェル塔の下のシャン・ドゥ・マルス公園の近く、エコール・ミリテールのすぐ裏にあります。この辺りはいつ来ても落ち着いた雰囲気でよいです。ぎりぎり世界遺産の登録範囲の外ですが、ユネスコ本部からはエッフェル塔もアンヴァリッドも近くに見えて、本当によい場所にあるなと思います。
ユネスコの近くの通りでも、街路樹が折れて倒れていたり、乾いた泥が路面などに固まっていたり、先日の大嵐の影響が見られました。猛暑は少し収まっていましたが日なたを歩くと汗ばむ暑さです。乾燥しているのでべたつくことがなくてよいですが。明日からは最高気温が10度台まで下がるそうなので、体調管理が大変そうです。変な気候。
パリの郊外にあるシャルル・ドゥ・ゴール空港に着陸する直前に、飛行機の窓から見ていると、農地が広がっていて、本当にフランスは農業国なんだなと思います。パリのほんとにすぐ郊外でこれですからね。
スーパーに滞在中の諸々を買いに行くと、フルーツや野菜が豊富で安いのが嬉しい。そして、ヨーグルト好きにはたまらない品ぞろえやチーズの種類の豊富さ、オレンジジュースの種類の多さ。ついつい買いすぎてしまいました。フランスは物価がかなり高いですが、フルーツや野菜などが安いので買いすぎても驚くほどの金額にならないのがよいです。
次からは世界遺産委員会の様子を報告します。
(2025/07.05、パリ)