解説
2021年に世界遺産に登録された『北海道・北東北の縄文遺跡群』は、1道3県にわたって構成資産が広がるシリアル・ノミネーション・サイトです。青森市にある「三内丸山遺跡」は、縄文時代前期~中期(紀元前約3,900~2,200年)の大規模な集落跡が見つかっています。他にも膨大な量の土器や石器のほか、食生活を示す様々な魚や動物の骨、クリ、クルミなどが出土しています。クリは特に重要な食糧で、野生の木から採集するだけでなく、クリの木を栽培していたと考えられています。
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