解説
アルテミス神殿の柱は、同じくトルコ共和国の世界遺産『イスタンブルの歴史地区』のアヤ・ソフィアで用いられています。アルテミス神殿は、「世界の七不思議」として知られる、古代ギリシャの旅人フィロンの書『世界の7つの景観』に登場していますが、現在は柱が一本残るのみとなっています。
『エフェソス』はヘレニズム時代やローマ帝国時代に栄えた古代都市遺跡です。セルシウス図書館やローマの大劇場、聖母マリアの家といった遺跡が残り、ローマ帝国時代の港湾都市として極めて優れた例と言えます。
世界遺産検定について
過去の世界遺産クイズはこちらから