上田 ゆりさん/高校生

認定級 3級

上田 ゆり さん

白梅学園清修中高一貫部 4年生

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――今年の7月世界遺産検定3級に合格されました。受検のきっかけは何ですか? また、どのような勉強をしましたか?

 きっかけは学校のEU研修旅行の事前学習で行われた世界遺産講座です。そこで初めて検定があることを知りました。小学生のころから世界遺産に興味があって、世界遺産が出てくるクイズ番組のレポーターの真似をしたりしていたので、検定のことを聞いた瞬間「受けてみよう!」と思いました。母も私の世界遺産好きを知っていたので、「受けてみれば?」と応援してくれました。  勉強は『はじめて学ぶ世界遺産100』を、頭に入るように声を出して繰り返し読みました。テキストは写真がたくさんあって、1つ1つ簡潔にまとめてあるのでとても分かりやすかったです。検定前は母がクイズ形式で問題を出してくれたりもしました。学校で受けている他の検定は「試験のための勉強」という感じが強いのですが、世界遺産は好きなことを勉強しているので、楽しみながら自然に覚えることができました。

――EU研修旅行に世界遺産ガイダンスは役立ちましたか?

 はい。ガイダンスでは研修旅行で訪れる世界遺産についても説明してくれたので興味深く聞くことができました。実際何も知らないまま世界遺産を見るのとそうでないのとでは、見たときの印象がぜんぜん違ったと思います。シェーンブルン宮殿を見たときも「ああ、これが"マリア・テレジア・イエロー"って言われる黄色なんだな」って、ガイダンスで習ったことを思い出しました。

――2級に挑戦したいと思いますか?

 もちろんです。3級は自分でも割りとできたかなと思っていたのですが、合格率が80%なので受かって当たり前かも知れません。世界遺産についてもっともっと知りたいし、合格率40%の2級に受かればやはり価値があると思います。テレビで世界遺産が出たとき、「実はね…」って家族にエピソードを語れたらちょっと自慢もできますし(笑)。将来はお金を貯めて色々な国に行き、世界遺産をたくさん見てみたい。そのときはもちろん今勉強している知識が役立つと思います。

異文化の中で自らの存在を再確認するとともに、自立の精神と主体性を育成し、自らのキャリアデザインも考えます