新設級「準1級」開始のお知らせ

2023年10月27日
新設級「準1級」開始のお知らせ

NPO 法人世界遺産アカデミーは、2024年7月開催「第56回世界遺産検定」より新設級の準1級の試験を実施します。準1級は、既存の1級と2級の間に位置づけられる級となります。新設の背景などは以下のリンクをご参照ください。

■ 世界遺産検定 準1級新設のお知らせ

準1級ではこれまでとは少し切り口を変えて、「海賊」や「文学」、「無形文化遺産」、「映画」などをテーマに、多くの遺産が対象でも各々の興味から楽しく勉強に取り組める工夫をしています。ニュースにも頻繁に登場する「観光課題」「戦争・紛争」といったテーマも取り上げており、テキストのキャッチコピーに付けた通り「ふみこんで学ぶ」ことができる級です。

カリキュラム編成

実施概要

実施時期
公開会場試験 CBT試験 準会場試験
2024年7月開催第56回検定より実施 第56回検定では実施なし、以降は未定 実施なし
試験制度
受検資格 解答形式 問題数 試験時間 合格基準
2級認定 *1 選択式 60題 60分 100点満点中60点以上 *2
配点比率
基礎知識 日本の遺産 世界の自然遺産 世界の文化遺産 その他
15% 25% 50% 10%
学習内容
学習内容 出題対象となる世界遺産
世界の多様性を理解し、様々な視点から世界遺産のつながりを学ぶ 日本の全遺産+世界の遺産700件
受検料(公開会場試験)
7,600円

*1  07年までの初級試験における「シルバー」認定者も含みます。
*2  合格基準は調整される場合があります。
なお、マイスターの受検には従来通り1級認定が必要です。
また、1級の受検資格は2級認定から変更はありません。

公開会場試験における試験時間

公式テキスト

ふみこんで学ぶ世界遺産700
世界遺産検定準1級公式テキスト

世界遺産検定準1級に対応した公式テキストです。 2023年12月時点で登録されている日本の遺産25件と、世界の遺産700件を写真つきで紹介しています。このテキストは「映画」や「嗜好品」など、身近で親しみやすいテーマを切り口にして世界遺産を学べるよう構成されています。「観光課題」「戦争・紛争」など、近年関心が高まっているテーマも取り上げており、世界の時事問題を把握することができます。準1級試験はこのテキストから8割以上が出題されます。

●発売日:2023年12月12日
●定価:本体3,500円+税
●体裁:A5判・450ページ
※電子版の発行予定はありません

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