2020年6月「今月の世界遺産」を更新しました。
もともとは沼だった場所を埋め立てて造ったアムステルダム中心部の運河地区。近年は護岸をいかに改修するのかに注目が集まっていました。「景観」を損ねずに改修工事をするために日本の企業が尽力しています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、7月5日(日)実施の40回検定を受検される皆様には、試験当日の会場でのマスク着用をお願いいたします。
※試験会場にてマスクの配布などはいたしません。ご自身でのご用意をお願いいたします。
なお、以下の方は受検をお控えいただきますようお願いいたします。
― 検定当日朝に各自検温を行い、37.5度以上の発熱があった場合(または平熱比1度超過)
― 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ、軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある場合
― 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある場合
― 心臓病、糖尿病、高血圧症などの基礎疾患があり、リスクが高いと自覚する場合
― 同居者に肺炎症状の疑いがある場合
※新型コロナウイルスの感染拡大を防止する際に必要となる個人の情報が、必要に応じて保健所等の公的機関へ提供される場合がございます。
※症状により医師によって感染の恐れがないと認められた場合は、この限りではありません。
※欠席される場合、特別な手続きは必要ありません。
感染症などの理由により試験を欠席した場合でも、受検料の返還や次回以降の検定回への繰り越し等の措置は行いません。ご了承ください。
受検生の皆様には、手洗い、うがいの励行やマスク着用など体調管理にご注意し、当日の試験に臨んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。
7月5日(日)開催、第40回検定の受検票を発送しました。
お手元には6月25日(木)頃に到着する予定です。
26日(金)までお待ちいただいても届かない場合は、下記の期間に事務局までお問合せください。
【受検票未着問合せ期間】
6月26日(金)~6月29日(月)17:00
NPO法人世界遺産アカデミーが会員向けに発行している会報誌『WHA MR 47号』(2020年5月発行)に、無形文化遺産に関するエッセイを書かせていただきました。今回、研究員ブログへの転載許可が下りたので、読んでいただけると嬉しいです。ページ下のリンクをクリックするとPDFにてお読みいただけます。
無形文化遺産の保護というのは非常に難しく、社会体制や価値観、環境の変化などの影響を受けやすいものです。今回の新型コロナウイルスの影響で危機に陥っている無形文化も少なからずあると思います。そうした無形文化を守り伝えるための取り組みである無形文化遺産条約ですが、「和食」や「フランス料理」などの食文化は保護の対象としてふさわしいのか、疑問に思うところもあります。和食もフランス料理も、イタリア料理も中華料理も大好きなのですが、それは無形文化遺産なの? という疑問です。
(2020.06.23)
↓「無形文化遺産条約で食文化を守ることはできるのか」(PDFが開きます。)
https://www.sekaken.jp/wp-content/uploads/276cb8c2d9eceb76943d8eefbf2bae0d.pdf