認定級 2級
池田 あゆ美さん
大学 4年生
―― 就職活動時に世界遺産検定2級、3級に合格された池田さん。合格が就活に及ぼした影響を教えてください。
もともとヨーロッパの歴史が好きで挑戦を決めましたが、資格取得が「自分らしさ」のアピールになればいいなという思いもありました。まだ歴史の浅い検定である分取得者は比較的少数ですし、企業の方に私という人間に興味をもっていただけるきっかけになるのではないかと思ったんです。
私は世界遺産の知識が仕事の実務とあまり関係のない業界に就職を決めましたが、業界に関係なく多くの採用担当者の方が履歴書やエントリーシートに書いた「世界遺産検定」に「これって、どんな検定?」と関心をもってくださって、「取ってよかったな」と心から思いました。単に「世界遺産が好きです」というのではなく、検定を取得したことで、「好奇心がある分野で、資格取得というゴールを目指して頑張った」という「意欲」もアピールできたのではないかとも思っています。
―― 就職活動に役立つという意味で、世界遺産検定の他の資格にはない利点は、どんなところだと思われますか?
世界遺産検定の場合、資格取得の勉強自体がとても楽しくて、義務感ややらされ感から取得したものではない分、面接中に世界遺産検定のことを聞かれて話をしだすと、いくらでも楽しく話せたんです(笑)。「私、イキイキと話ができているな」と思いましたし、気負いや緊張がなくなり自分らしさを伝えるのにも役立ったと思います。
もう一点、世界遺産検定はどんな業界を目指される方にもプラスになるとも思います。他の資格だと、業務に関係のない業界の方は興味をもたれませんよね。その点、世界遺産は業界に関係なく、また担当者の方の年齢などに関係なく、幅広く興味をもっていただける。こうしたトピックスは、他にはちょっとないんじゃないでしょうか。ぜひ、多くの後輩たちにオススメしたいですね。