認定級 3級
厚美 隆一郎さん
中学 3年生
―― 世界遺産検定を受けてみようと思ったきっかけは?どんな風に勉強しましたか?
幼稚園の頃からピラミッド、万里の長城、アユタヤなど両親などと一緒にたくさん海外旅行をしています。文化遺産を訪れると、何百年何千年も前に生きた人間がスゴイものを作ったんだなぁと、その技術や想いにすごく感動します。
それで自然に中学校で学ぶ地理や歴史も好きになって、今では地図帳を眺めているだけでも楽しく感じるようになったし、社会科は僕の得意分野になりました。世界遺産検定は母が新聞で知って「受けてみたら?」と薦めてくれたので受検しようと思いました。
勉強は学校のテストの時期と重なってしまったこともあり、集中して勉強したと言うよりは、公式テキストを休み時間に読んだり、過去の旅行でガイドさんが話していたことを思い出したりしました。「世界なるほど地図帳」という本があって、そこに世界遺産のリストや危機遺産のことが載っているので、それも楽しみながら読んでいました。
―― 3級合格後、ご家族、お友達、先生などの反応は?今後も挑戦してみたいですか?
ギリギリの合格だったので、お母さんにはちょっと叱られました(笑)。でも検定を受検したこともあって家族で危機遺産についてとか、わりあいよく話すようになりました。友だちの中にも、歴史とか社会とかが好きな仲間がいるので、そういう友達は検定に興味を持ったみたいです。社会の先生が、「どんな問題が出たの?」と一番興味津々でした。
高校に行くと、世界史や世界地理があるので楽しみです。高校受検が終わったら、次の級にも挑戦したいと思っています。将来は、今習っている社交ダンスのプロになって、世界中を回りながらいろいろな世界遺産も見てみたいと思っているので、それを楽しむためにも世界遺産のことをもっともっと知りたいです。