認定級 3級
佐々木 実希
早稲田大学 社会科学部 3年生 資格ゲッターズ幹事長
―― 佐々木さんが幹事長を務めている早稲田大学のサークル「資格ゲッターズ」の活動内容を教えてください。
資格ゲッターズは在学中に履歴書の資格欄に書ききれないほどの資格を取得してやろうという趣旨で活動しているサークルです。1999年に設立され、私の代で11期。今年は1年生が大勢加入し、現在87名が所属しています。
主な活動は、週2回の会合やメーリングリストなどで、受けたい資格の提案やその資格に関する情報交換を行ったりして、受ける資格が決まるとメンバー同士で勉強会を行ったりしています。
―― 数ある資格の中で「世界遺産検定」を選んだ理由は何ですか? また、実際に受けてみての感想は?
この夏休みを利用して世界一周に行くことが決まったんです。コースの中には世界遺産が多く含まれます。旅行の前は準備で忙しくて、訪れる名所に関してあまり勉強できず、当日になってもっと知っておけばよかったと後悔することが多いんですよね。だから今回は訪れる世界遺産について事前に勉強しておけばより楽しめると思って、サークルのメンバーに「受けてみない?」と提案したんです。すると一緒に受検したいというメンバーが16人集まったので団体受検に申し込んだというわけです。受検希望者が16人も集まった資格は、合宿を除くとこの検定が初めてです。こんなに興味をもっている人がいたんだと驚きました。
勉強はとても楽しく取り組むことができました。世界一周旅行の前に世界遺産の知識を身につけることができたのもよかったです。取得資格数もまた増えましたしね(笑)。
1年生の中には資格ゲッターズに入って初めての受検というメンバーも多かったのですが、世界遺産について学ぶことはおもしろかったし、本気で勉強してみてよかったという人もいました。私だけではなく大勢のメンバーからも好評だったので団体受検をしてよかったと思います。
また、学生に限らずいろんな人と世界遺産ネタで盛り上がる機会も増えました。世界遺産検定はコミュニケーションツールとしても使える検定だと実感しています。
個人的に次は2級、1級とステップアップしていこうと思っているので、その際もメリットの多い団体受検で受検したいと思っています。好評だった資格は口コミで広がっていくので、今後も世界遺産検定は当サークルで継続して行われていくと思います。