認定級 3級
鈴木 新一さん
錦城学園高等学校 3年生
―― 検定を知ったきっかけは何ですか?
3年になると、正規の授業以外に選択講座があります。僕はヨーロッパの国々や世界遺産に興味を持っていたので、迷わず「世界遺産」の講座を選択しました。もともと講座は受検が目的で、団体受検を実施しています。将来のためにも資格が欲しいと思い、1学期に20回授業を受けた後、3級を受検しました。
―― どんな受検勉強をしましたか?
授業は週1回2時間で、先生は板書しながら説明したあと、必ず映像を見せてくれました。世界遺産の数は思っていたより多かったですが、映像のおかげで身近なものに感じました。中でもドイツのサンスーシ宮殿は繊細で優美で、とても印象に残っています。担当の先生が3級を持っていて検定にも詳しく、穴埋め問題を解いたり過去問をしたり、授業そのものが受検勉強になりました。「NHK世界遺産100」など、映像と共に学べたのが楽しかったです。楽しい上に資格も取れるというお得な講座でした(笑)。
―― 世界遺産の知識は役に立ちましたか?また、将来どのように役立てたいと思いますか?
大学は指定校推薦で、ある大学の外国語学部国際文化交流学科に決まりました。資格欄に「世界遺産検定3級」を書いたところ、面接官から「どんな資格?」と聞かれ、外国や文化に興味を持っていることをアピールできました。
去年の1月に修学旅行でイタリアへ行き、「ヴァティカン市国」や「フィレンツェの歴史地区」など世界遺産をいくつも見てきました。やっぱりヨーロッパの建築は素晴らしいなぁと思います。将来は通訳になるのが夢で、できれば外資系企業で働きたいと思っています。知識を蓄えて広く世界を知るためにもぜひ在学中に2級にチャレンジしたいし、海外の世界遺産も訪れたいです。少なくとも日本の遺産は全部見てみたいと思います。
(2013年2月)