解説
「落花岩(ナックァアム)」は、白村江沿いにある芙蓉山の絶壁にそびえる巨岩です。百済が新羅と唐の連合軍に敗北した際、3,000人の官女が貞節を守るためにここから身を投げたという伝説が残っています。1929年にこの場所に百花亭という東屋が建てられました。
韓国中西部の山地に位置する『百済の歴史地区』は、紀元前18~後660年に栄えた百済王朝の、特に後期を代表する遺跡群です。475~660年にかけての8つの考古遺跡が、世界遺産に登録されています。
百済の古都・泗沘(サビ)があった官北里(クァンブクニ)遺跡や扶蘇山城(プソサンソン)跡、「日本書紀」にも登場する武寧王(ムニョンワン)とその妃の陵墓を含む宋山里(ソンサンニ)古墳群、四神を描いた壁画が見られる陵山里(ヌンサンニ)古墳群などが含まれています。
これらの遺跡群は、朝鮮半島や中国、日本の間で行われた技術や仏教、文化、芸術の交流を今に伝えています。
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