解説
約3億7,000万年前の古生代デボン紀の古代魚ユーステノプテロンには、「ミグアシャの王子(The Prince of Miguasha)」という愛称が付けられています。ミグアシャ国立公園ではユーステノプテロンの化石が多く見つかり、保存状態も良かったことからユーステノプテロンの研究が進みました。
『ミグアシャ国立公園』は、カナダ東部ケベック州ガスペ半島の南岸に位置する、古生代デボン紀の化石が数多く発見されている地です。
19世紀半ば頃から、陸上脊椎動物(四肢動物)の起源とされるユーステノプテロンをはじめ、特に魚類の化石が多く発掘され、脊椎動物の進化の過程を解く貴重な史料となっています。
ユーステノプテロンは肉質のひれを持つ「肉鰭(にくき)類」に属する古代魚で、指のような骨がある4枚のひれをもち、四肢動物につながる系統を示しています。ミグアシャ国立公園からは少なくとも3,000点の化石が見つかっています。
>ミグアシャ国立公園をもっと知る(世界遺産ナビ【pamon】へ)