認定級 3級
川込 八千代さん
―― 千葉県山武市成東中央公民館が開講している市民講座「世界遺産講座」の受講のきっかけや講座の感想を教えてください。
若い頃、ペルシャ美術を学んでいたこともあり、世界遺産には関心を持っていました。ですから市民講座で「世界遺産講座」が開設されると知り、ぜひ受講したいと思いました。講師は地元出身の片岡英夫先生で、地域SNSで存じ上げていたことも、受講の決め手になりました。講義は、楽しくて、楽しくて、勢いで「学級長」まで務めることになりました。「目からウロコ」の連続でしたし、先生が身近な地元の話題に結び付けてお話をしてくださるので、地元に関する関心も深まりました。また先生は人を巻き込むのがお上手で一方的に講義を聞くのではなく「みんなで授業を盛り上げている」と感じました。受講生は年齢層が高めでしたが、みんな活き活きしていて出席率も抜群でした。
―― 検定に挑戦された理由と受検の感想を教えてください。
講座がとても楽しくて、受講開始から約1ヶ月後、世界遺産検定の話が出た時もごく自然に「受けてみよう」と思ったんです。とは言え、何十年も「試験」とは縁のない生活を送っているので、不安はありました。先生が受検対策の特別講義を開いてくださり、そこでアドバイスされたように、テキストの主要なところを覚え、世界遺産アカデミー発売の地球儀も購入して場所をチェックしながら、約1ヶ月勉強しました。自信はありませんでしたが、その分「認定証」が届いた時は感激しました。先生や担当の方にすぐ連絡しました。
(2014年1月)