せかけんクイズ No.350

解説

シリア・アラブ共和国の『アレッポの旧市街』は、メソポタミアとヨーロッパをつなぐ要衝地として古くから栄えてきました。 石鹸の製造が盛んなことで有名で、その歴史は1,000年以上前にさかのぼるとも言われています。アレッポ石鹸は、オリーブオイルとローレルオイルで作られており、ヨーロッパや日本にも数多く輸出されています。 しかし、2011年から始まったシリア内戦によって街が壊滅的な被害を受け、多くの製造工場が閉鎖を余儀なくされました。 2013年からは危機遺産リストに記載されています。