解説
「やわらぎ」は相川金銀山がある相川地区の大山祇神社の祭礼で奉納される神事芸能です。金銀鉱脈の発見を願い、「山の神の心が和らぐように」「硬い岩盤が柔らかくなるように」との願いを込めて行われてきたとされています。別名「蓬萊(ほうらい)」ともいわれ、現在は毎年7月下旬に行われる鉱山祭で奉納されています。
『佐渡島の金山』は、新潟県の佐渡島にある遺産です。西三川砂金山と相川鶴子金銀山を中心に、周辺の集落、鉱山街の遺構などから構成されています。
江戸幕府によって本格的な鉱山開発が行われ、当時の海外では機械化された生産法が主流となるなか、海禁政策(鎖国)体制下で独自の伝統的手工業を発展させ、採掘と精錬、小判の製造までが行われました。
西三川砂金山では、「大流し」という手法で砂金が採取されました。一方相川鶴子金銀山は、国内最大級の金銀山の相川金銀山と、鶴子銀山の総称です。特に相川金銀山では大規模な露頭掘りが行われ、山がV字型に割れた「道遊の割戸」が残ります。
>佐渡島の金山をもっと知る(世界遺産ナビ【pamon】へ)