世界遺産検定 認定者の声

世界遺産検定マイスター認定 戸田 昌之さん・佐賀 宏子さん

認定級
3級        戸田 昌之さん(40代)
2級・3級  佐賀 宏子さん(20代)

株式会社エス・ティー・ワールド勤務

世界遺産を通じて、旅の可能性が広がるのを感じます

株式会社エス・ティー・ワールドは海外旅行・海外ツアー専門の旅行会社です。2011年4月に「世界遺産ファクトリー」という世界遺産ツアーに特化した事業部を立ち上げ、独自のツアーを企画・販売しています。そこに籍を置くお2人にお話を伺いました。

―― 「世界遺産ファクトリー」を立ち上げた経緯をお教え下さい。

昨年はパンフレットを2冊作成した
昨年はパンフレットを2冊作成した

佐賀宏子さん(以下佐賀)/ 最近は世界遺産など"訪れる価値のある場所"がメディアで色々紹介されるようになり、行きたいと希望するお客様も増えてきました。けれどもそういう場所はアクセスが悪いことが多くて、既存のツアーではなかなか案内できません。そんなことから世界遺産や秘境に特化した部門を立ち上げました。

戸田昌之さん(以下戸田)/ わが社はリマやメキシコシティにも支店があるので、グループ全体で協力して中南米を盛り上げていこうと考えたのです。円高も追い風になり、新しい需要にいち早く手を着けたいという思いもありました。

―― 戸田さんは3級、佐賀さんは2級をお持ちですが、受検のきっかけは?

戸田/ 「世界遺産ファクトリー」の取り組みが始まってから、改めて「世界遺産って何?」と思いましたね(笑)。定義を調べたら自然や歴史、環境など様々な事柄が関わっていて、実に奥深いものだということが分かりました。その際「世界遺産検定」を知り、社内に受検を呼びかけたところ多くの社員が応じてくれ、現在は約30名が認定されています。合格者には受検料が支給されるなど、会社をあげて受検を推進しています。私も7月には2級を受検する予定です。

―― 佐賀さんはどんな勉強をされましたか? また2級を受けた感想は?

佐賀/ 3級はテキストを熟読して、1-Dayガイダンスに参加しました。2級は登録基準を再認識した上で、300の遺産がどういう基準で登録されたのかをテキストを何度も読みながら頭に入れていきました。2級はそれぞれの遺産の取り上げ方が専門的で難しかったですね。例えば建物ならその建築様式だけでなくどんな民族が関わっていたかとか、自然遺産なら地質の専門的な知識を問われたりという具合です。それでも仕事で取り扱ったことのある遺産も多くあって、一般の人に比べると旅行業界の人は受検しやすいと思いました。

―― 世界遺産の知識はお仕事の中でどのように活きていますか?

戸田/ 「キャッチフレーズとして使わせていただくことがあります。例えばガラパゴスなら『自然遺産登録第1号のガラパゴス』『危機遺産から復活したガラパゴス』のように。これは知識があるから作れたフレーズで、お客さんにも「勉強してます」というのを感じてもらえるのではないかと(笑)

佐賀/ 商品は自然系が多いのですが、単に商品を売るのではなく、各国や地域がどのような取り組みをしながら自然遺産を守っているか、学んだ知識を元にお客様にお伝えしています。例えばガラパゴス諸島は2007年に危機遺産に登録され、2010年には危機遺産リストから削除されました。現在は入島者制限をしていますが、この制限が守られない場合は再び危機遺産に登録されてしまう恐れもあります。ですからお客様には危機遺産と入島制限の関連性を説明して、その上で参加していただくことになれば、「世界遺産の保護に貢献されているのですよ」とお話しています。世界遺産を訪れるマナーをお客様にお伝えしていくのも、観光に関わる企業の1つの使命だと思っています。

―― 世界遺産を通じて、どのようなツアー造成が可能になると思いますか?

佐賀/ 世界遺産に詳しいお客様も多く、私の持つ情報とお客様の情報が出合って化学反応を起こすと、思いがけないルートが見つかったり面白いものを発見したり、既存にない良いツアーが生まれることがあります。そんな風に世界遺産を通じて、旅の可能性がどんどん広がっていくのを感じています。

―― 今後の目標は?

佐賀/ ぜひ1級にチャレンジして世界遺産スペシャリストを目指したいし、マイスターの資格も取りたいです。お客様にもぜひ世界遺産について勉強していただき、一緒にいい旅を作り上げていく、そんな旅の形をこれからも実践していきたいですね。

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