世界遺産検定 認定者の声

世界遺産スペシャリスト 齋藤 史也さん

認定級1級・2級・3級
齋藤 史也さん(20代)

神奈川大学 経営学部国際経営学科 4年生

学生時代の旅と受検勉強で得た知識を、
旅行業界で活かしていきたいです

―― 齋藤さんは昨年1年で3級、2級、1級に合格していますが、受検のきっかけは何ですか?

卒論は「紀伊山地の霊場と参詣道」を選びました。日本固有の「神仏習合」の思想や日本ではじめて文化的景観が認められた要因について調べています
卒論は「紀伊山地の霊場と参詣道」を選びました。日本固有の「神仏習合」の思想や日本ではじめて文化的景観が認められた要因について調べています

 大学に入ってから旅の好きな友達の影響で、1年の夏休みから2人で日本中を旅するようになりました。アルバイトで資金を作っては旅に出かけ、2年半で47都道府県、今までに国内17の世界遺産のうち15ヵ所を訪れました。旅をする中で世界遺産に興味がわいてきて、知識があれば旅がさらに楽しくなると思い、3年の3月に独自で3級を取得しました。就職は旅行業界が第一希望だったので、4年の時には世界遺産検定を目的とするゼミに入って、2級、1級を受検しました。

―― 20人のゼミ生のうち1級に合格したのは齋藤さん1人でした。どんな受検勉強をしましたか?

 ゼミでは『すべてがわかる世界遺産大事典<上>・<下>巻』を教科書に使って、ビデオを見たり各自が自分で選んだ世界遺産について発表したりしました。僕自身は日本の遺産に興味があったので、受検勉強は日本の遺産と基礎知識を徹底的に勉強しました。3級、2級ならこれで4割くらいとれるんじゃないかなと思います。

 1級は範囲が広いので大変でしたね。教科書はテーマ別にまとめてありますが、僕は地域別、国別というくくりで覚えていきました。あと、新しく認定された遺産、時事ネタに関連する遺産は意識して勉強しました。たとえばシリアの内紛によってシリアの世界遺産がダメージを受けたというような事実は教科書には載っていないので、新しい事例についてはネットや新聞などで常に調べるようにしていました。

―― 資格取得は就職活動に役立ちましたか? またJTB首都圏から内定を頂いているそうですが、就職後は資格をどのように活かせそうですか?

 得意な語学や旅行業務取扱管理者の資格もなく、旅行業界を目指すには不利かな?と思っていたのですが、1級は自信を持ってアピールできました。面接の際、学生時代の旅の話やゼミで1級に受かったのは自分1人だけという話をしたところ、「頑張ったんだね」と評価していただけました。 カウンター業務に内定していますが、特に日本の世界遺産については自信をもって説明できると思います。個人的にはあまり観光地化されていないところが好きで、実際に訪れた体験と受検勉強で得た知識でそういう場所の魅力を伝えていきたいですね。できれば卒業までに残りの2つの国内世界遺産を体験して、就職後は外国の世界遺産も訪れたいと思っています。

(2013年11月)

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